「知人の紹介で税理士を選ぶ3つの危険」についてお伝えしました。
税理士を探す方法としては定番ですが、意外な落とし穴がありましたね。
今回は、実際に税理士を変更した経営者のアンケートを見てみます。
まずは、どうして税理士を変更しようと思ったのか、その理由を聞いてみました。
1位 レスポンスが遅い。ほっておかれていると感じた。(127名)
2位 顧問料分の価値を感じない。(121名)
3位 いつも忙しいと言う。約束どおり会いに来ない。(92名)
4位 期限ギリギリになって納税額を言ってきた。(59名)
5位 税務調査でまったく頼りにならなかった(35名)
6位 固定費削減など当たり前のことしか言わない。担当者のレベルが低い。(34名)
7位 業種に詳しくない。理解しようとしない。(30名)
大きな理由をまとめると、「顧問料はしっかり払っているのに、それに見合ったキメ細かい対応が受けられていない」という不満を税理士に対して抱いて いるようです。「親の代からお世話になっている税理士で、親の引退と同時に税理士も変えた」という2代目社長も4名おられました。
では次に、税理士を変更するにあたって悩んだ点を見てみましょう。
1位 言いづらい。(177名)
2位 面倒くさい。忙しい。(165名)
3位 変更しても良い税理士が見つかるか分からない。(110名)
4位 次の税理士をどうやって探したら良いか分からない。(68名)
このほか「変更する前の税理士から、秘密を漏らされたり嫌がらせを受けないか不安」というような声もありました。
いくら顧問契約が解除となったからといって、国家資格者である税理士が嫌がらせをすることは考えられません。ただし、税理士も人間です。角の立たない断わり文句を用意しておいて損はないでしょう。
税理士と円満に別れるセリフの例
●親戚が税理士の資格をとって独立開業したので…
●大口の得意先に、税理士を揃えるように要求されたので…
●知り合いの税理士から出資の話を持ちかけられたので…
さて、数々のハードルを乗り越え税理士を変更できた経営者にその感想を聞いてみました。
1位 変更して良かった。(142名)
2位 思ったより簡単に変えられた。(86名)
3位 料金が下がった。(75名)
4位 もっと早く変更しておけば良かった。(61名)
2位のコメントに「新しい税理士が引継ぎ作業をほとんどやってくれて、自分がやることは無かった」という声もあります。ほかにも「正直税理士には期待していなかったが、良い意味で期待を裏切られた」という声もあり、大きな決断をした経営者の喜びの声が多数を占めました。
反面、「新しい会計ソフトの操作方法をいちから覚えなおすハメになった」とか「料金は下がったがサービスは悪くなった」というような声も見逃せません。
全体をまとめてみますと「言いづらかったけれど、税理士を変更してみて良かった」という声が多いようです。一生付き合う税理士だからこそ、妥協せずに選んでみてはどうでしょうか?
次回は、「はじめての税理士探しで上手くいった社長・いかなかった社長」です。
お楽しみに。